475万ユーザーが登録するオンライン対戦麻雀「天鳳」の最高段位・天鳳位。
その称号を持つ者は現在日本で立った14人。
記念すべき第1回目はこの方に会いに行って参りました。
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第14代目天鳳位 お知らせ

お知らせプロフィール
29歳。職業不詳。東京都在住。
2019年の6月前人未踏の鳳南1か月で1000打数を記録。
その半年後の2018.11.09に天鳳位に昇段。
天鳳サンマで10段を5度達成。
2017年、2018年は東風フリーでは圧倒的勝ち越していた麻雀モンスター。
天鳳位になって人生変わったなと思ったことは?
何かが変わったということはないですが、天鳳位になったことを実感した出来事は先日ありまして、
去年(2018年)の年末にふと思い立って一人で関西へ旅打ちに行ったときなんですが
道中で『ZERO-ONE League』という麻雀大会に参加させて頂いたんです。
結果は幸運にも2位で翌年2月の決勝リーグへの参加権を手にすることができたのですが、
それ以上に嬉しかったのがその場でお会いしたZeroさんとゆうせーさんに配信に出演のお誘いをいただけたことでした。
結果的にその後の決勝リーグはすぐに敗退で終わったのですが、そのすぐ後に行われる決勝2戦のうち1戦の解説に誘っていただけました。
それまではお二人とも自分なんかとは関わるべくもない雲の上の霊長類と思っていたので
そんな天鳳界の大御所の中に混じっての解説に誘っていただけたことには感動しました。
なぜ一か月1000打数なん てことを思い立ったのか

自分が天鳳を最初に始めたのは2011年で元々はサンマがメインだったんです。
2013年の9月にサンマで鳳凰卓に上がり、勝てるようになってからはサンマを月に300打数近くやっていたんですが
その時期に自分よりも打っている人間が一人いました。
第11代目三麻天鳳位NAGISUKEです。
その年の1位の打数が彼で僕は2位。彼は天鳳位もその年の11月末に達成していました。
当時のNAISUKEの月の最高打数は1200回。
せめて打数だけは彼を超えてやろうと会社をやめて鳳凰卓で1444回、
途中でチャオ(特上卓に後段)り、鳳凰卓に戻るまで特上で160回打ったのも含めると1600回以上打ちました。
ー1600戦は恐ろしいですねw
現在でも破られてはいない記録なので我ながらよくやったなと思います。
その後も特に働きもせず引き籠って天鳳サンマを打ったり、フリーで四麻を打ったりしながら暮らしていたのですが、
一度は雀荘業界で働いてみたいと思っていたので去年(2018年)の4月に某東風フリーでメンバーを始めました。
ずっと引き籠っていただけあって接客・ホールともに仕事がポンコツすぎて自己嫌悪になり二ヶ月で辞めることになり
結局再び引き籠り生活がスタートします。
自分は一人暮らしなのですが金銭面に関しては基本自分は食費と最低限の生活費以外の出費が殆どなかったので一定の余裕はあったため
メンバーのときは麻雀に集中できなかったので麻雀だけに専念した
そのとき四麻が9段だったのでそうそうチャオることもないだろうと。
一か月分の冷凍食品とオロナミンC30本リポビタンD15本を購入し2018年6月が始まると同時に鬼打ちをスタートしました。
鬼打ち当時の生活を振り返る

一日の目標は約15時間で鳳南35戦。
机を冷蔵庫と電子レンジの隣に寄せ、リーチ中に自動和了ボタンを押して冷凍食品を加熱して食事をとり
トイレに関しては一回スマホで天鳳にログインしてPCをログアウトしてからトイレに入っていましたね。
シャワーの中では流石にクリックミスが危ないため打ちませんでした。
最初の2週間は打数を伸ばせるだけ伸ばすために一切外に出ず打ち続け、
15日あたりで思っていたより早く食料が切れたため近所のスーパーまで買い出しに行ったのが最初の外出です。
かなりツイていたこともあり集中力が持続し開始22日に10段を達成。
そこからは少し大事に打とうと思い一日12~13時間に抑え、余裕をもって打数1041回10段2400ptで6月を終えました。
天鳳位までの道のり
そこからはかなり慎重になり、フリーもほとんど行かず月200戦ほどのペースで打ちました。
最初は10段坂は完全に無理なものと思っていたのですが、400戦ほど10段原点をウロウロしているうちに、
(あれ?自分結構強くなってない?これならもしかして・・)
と思うようになり欲が少し出てきました。
というのも天鳳の四麻は2014年~2018年の間で約1000戦ほどしか打っておらず、
主に三麻の気分転換やキレて雑に打っていた時期もあったので自分の現在の実力を測りかねていたんです。
その間に打っていた天鳳三麻や東風フリーの経験の積み重ねと木原さんのブロマガで多少力をつけていたんだと思います。
800戦ほどで3000ptまで到達し、そこからはこれがラストチャンスと思って一戦一戦死ぬほど一喜一憂しながら打っていました。
毎日自宅で叫んでいましたね。
ーラストチャンスとはどういう意味でしょうか?
四麻より簡単といわれている三麻で5回10段チャレンジを失敗していたのもあって、
一度9段に落ちたら絶対に帰ってこれないと思っていたので。
結局3000からは一進一退ながらもじりじりptを増やしそこから約200戦で天鳳位に到達しました。
瀬部麟一郎の妄執は明後日の方向に向かい、のべ14人目の四麻天鳳位となることができました pic.twitter.com/VEeATAf7PC
— お知らせ 麻雀戦術書執筆中 (@shirase_ccr) November 9, 2018
今後の目標は?
さしあたっての目標は三麻とのダブル天鳳位ですが、現在は自分の戦術本に執筆にも力を注いでいます。
ーお知らせ本ですか!どんな内容なのかさわりだけでもお聞かせ願えませんか?
すみません。まだ執筆途中で打ち合わせも進んでいない段階ですので、
内容については何とも申し上げられません。
ーそうですか。出版が楽しみです。本日はお忙しい中ありがとうございました!ダブル天鳳位応援してます。
こちらこそありがとうございました。
この記事を書いた人
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当ブログの編集長。とある東風のフリー雀荘でメンバーをしている。
漫画、読書、映画鑑賞が趣味のありふれたおっさん。
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