雀荘メンバー、20年後にはほぼ滅びます。【Vol.2】

 

wrote by まるさん

 

 

 

おひさしぶりです。まるさんです。

 

 

 

前回の記事で、20年後の雀荘の店舗数の減少、それに伴う雇用の消失、勝てるゲーム単価(収入)の低下というサバイバルな未来を予測しました。

 

今回の記事ではそのような不幸な未来を避けるための具体的な対策を書いていきたいと思います。

 

 

 



滅びないために

 

 

 

 

最もシンプルかつ効果的な対策を挙げたいと思います。それは

 

 

 

キャッシュポイントを増やし収入の一部を資産運用に回す。

 

 

これです。これしかありません。

 

 

 

ここで言うキャッシュポイントとは本業(メンバー業)と並行しながら他の収入源を確保することを意味します。

 

収入源は何でも良いですが、メンバー業と並行できる副業となると、候補に挙がるのは大体以下の分野になりそうです。

 

 

 

poker、投資(株、仮想通貨)、アフィリエイト(ブログ、note、youtube)、転売、etc・・・

 

 

 

ただ、一つだけ最低条件をさらに挙げます。それは

 

 

 

継続して努力ができる分野

 

 

であることか最低限必要です。

 

 

元来我々メンバー業に従事してる者達は基本怠け者であり、いわゆる普通の努力、世間一般で通用するような資格を取って社会復帰・・などという殊勝な行動をしてる人間はほぼいません。

 

好きな分野でないと、努力するというステージにすら立つことは難しいでしょう。

 

 

私の周りには、一握りですが上で挙げた分野で頭角を現し、メンバー業を卒業して自分の道に進んでいる若者が何人かいます。

 

 

そして彼等が成功した理由は、「自分が継続して努力できる分野」に特化した事だと私は分析しています。

 

 

 

今回は前半のキャッシュポイントについて少し堀下げてお話させて頂きます。

 

メンバーからポーカープロへの転身

 

 

 

 

 

 

数年前から新宿や秋葉原でアミューズメントポーカークラブが何軒か営業し始め、麻雀と似たゲーム性を持つポーカーを趣味としている若者は麻雀業界には多いです。

 

 

その中で何人かが、海外カジノのポーカーの勝ち額で生計を立てれるようになり、いわゆるポーカープロへ転身することに成功しています。

 

 

 

知人H内さんの場合

 

 

H内さんは私が今働いているピン東雀荘のOBであり、新宿の雀荘メンバー界隈でポーカープロになることに成功した人間の第一人者です。

 

 

H内さんとポーカー関係で知り合うようになった数年前、私は別の雀荘で働いていました。

 

 

私が当時働いていた店ではポーカーが身内で流行っており、H内さんがポーカーを始める2年程前から始めている人ばかりでした。

 

 

しかし、H内さんは3ヶ月程で皆をごぼう抜きしてしまい、1年後には海外カジノでポーカーで生計を立てることに成功しています。

 

 

 

それは何故なのか?私なりの分析を書いていきたいと思います。

 

 

まず、勝つために感情をコントロールできていた点。

 

 

H内さんは最初から、ポーカーをタイト(※ポーカー用語、いい手を待って確実に勝てるチャンスを待つ、堅実にプレーをする、といったニュアンス)にプレーしていました。

 

 

 

ポーカーをタイトにプレーするとは、

 

 

投資で言うところの「損切りする」

 

麻雀で言うところの「リーチに対してシャンテン押ししない」

 

 

といったレベルの、まさに基本中の基本です。

 

 

 

ただ覚えたての初心者同士だと、タイトにプレーする事すらできない人も多く、ここで差がつきます。

 

またH内さんは負けて熱くなったり、長時間プレーする事でプレー内容が悪化することもなかったと思います。

 

一定の精度でプレーを継続でき、そして感情が乱れない。

 

つまりポーカーをプレーする事において適性があったと思います。

 

 

 

しかし、それだけではごぼう抜きする事はできません。

 

 

H内さんと他の人との差は他に何があったのでしょうか?

 

 

それは

 

 

 

差がつく情報を収集できていたという点。

 

 

 

今では新宿周辺のポーカーを趣味にしてる若者は、snowie(※スノーウィー、数学的な均衡プレーが学べるソフトウェア、高レベルなAIとも対戦可能)や

 

piosollver(ピオソルバー、数学的な均衡プレーが学べるソフトウェア、高機能で価格も高い)を使って学習している人は少なくありませんが、当時積極的にsnowieを使って学習しているのはHさんだけでした。

 

 

実際に海外で勝ってる人や、poketstars等のオンラインポーカーで結果を出してる人に質問したり、

 

poketstarsの低レートでとにかくハンド数をこなしたり、

 

とにかく実際に効果の出る、効率的な勉強をされていたと思います。

 

 

 

そして、私の視点からH内さんがずば抜けた結果を出せた理由がもう一つあります。

 

 

 

 

それは情報収集する(学習する)時間が確保できていた点。

 

 

 

 

私は現在H内さんが働いていた店で働いていますが、

 

 

非常に労働強度が低い

 

という特色が挙げられます。

 

 

極端に不真面目に仕事をすることはありませんが、勉強時間を確保することは、他のピン東雀荘と比較して遥かに容易です。

 

 

H内さんと同僚だった従業員に話を聞くと、空いた時間にとにかくpokerの勉強をしていたとの事でした。

 

 

自分は今働いている店から何人か海外カジノで勝てるメンバーが輩出されたのは、店の労働強度が低く、勉強時間を確保できるという点が大きいと分析しています。

 

 

 

今回のまとめ

 

我々メンバーに必要なことは、まず

 

キャッシュポイントを増やし、

それはメンバー業と並行してできる分野

 

かつ

 

継続して努力ができる分野

 

を選んで決める事です。

 

 

また今回はpokerを具体例に挙げましたが、

 

 

成功するには

 

 

基本的な適性がある。

差がつく情報を収集する。

勉強できる時間が確保できる環境(労働強度の低い職場)を選択する。

 

 

以上の三点を意識することが重要だと考えます。

 

 

 

 

 

次回は今回触れなかった後半部分の資産運用について、生々しいお金の話を含めてお話していきます。

 

なぜ、単純に貯金するだけではダメなのか。

 

 

 

また次回お会いしましょう。まるさんでした。

 

 



この記事を書いた人

まるさん
まるさん
新宿ピン東純黒メンバー。麻雀コーチングも行っている。
夢は時給1300円フルバック8時間勤務三交代制の雀荘を作り、雀荘でしか働けなくなった人々を救済すること。

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